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「3月のライオン」 1巻 羽海野チカ
- 2008/02/25(月) 15:45:24
羽海野って「うみの」読むんだね。ハチクロを読んでなかったから知らなかった。
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作品紹介(裏表紙より抜粋)
〜主人公は、東京下町に一人で暮らす、17歳のプロの将棋の棋士=桐山零。
しかし、彼は幼い頃、事故で家族を失い、深い孤独を抱えた少年だった。
そんなコレの目に現れたのは、あかり、ひなた、モモの3姉妹。
彼女達と接するうちに零は…。
様々な人間が、何かを取り戻していくやさしい物語です〜
なんで将棋をモチーフにしたんだろうな?とも思ったけど、深く深く思考しながら勝機を見出すっていう競技と心の葛藤を描く物語ってのはなかなか相性がいいのかも。
主人公の零を中心にした、群像劇では登場人物が皆、様々な悩みやつらい過去を抱えながら生きている。
その零を取り囲むキャラクター達が非常に魅力的なので、キャラクター同士の関係性が非常に自然で、その会話とかを見てるだけで楽しい。
キャラクターの立たせ方が巧いってのもあるんだけど、この羽海野チカという作家さんはギャグというか、コメディーを描くのが凄く巧いんだな。
日常の細かな仕草や会話のシーンで笑いを演出させられるってのはとても大きいメリットだと思う。
それによって、読んでて楽しいのももちろんだし、なにより人間ドラマを描くにあたって、いいメリハリが利いてくる。
細かいギャグのセンスが安定してる人の作品ってのは安心して読めるな。
1巻はとりあえず桐山の置かれてる環境と彼の周りの人間達の紹介ってところで一段落。
過去になにがあったのかも、ちらちら見せてきてはいるけど、核心に触れるのはまだ先かな。
それと気になったのは1巻ではあまり恋愛のフラグが感じられなかったこと。
恋愛要素はなしで行くのかな?なしはなしでいいけど、やっぱりあった方がいいような気もするなぁ。
個人的には主人公がルックス的にもキャラクター的にもストライクだったし、物語の展開も面白かったので、今後に期待。
にしてもなんでコレが「ヤングアニマル」なんだろう?
「DMC」やら「ふたりエッチ」やら「ベルセルク」と一緒に載ってるって…シュールだなぁ。
「デトロイト・メタル・シティ」 4巻 若杉公徳
- 2007/11/30(金) 11:57:09
映画化ねぇ。コケる気がするなぁ。
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ということで、勢いに乗ってる「DMC」の4巻です。
帯にはデカデカと映画化、松山ケンイチの文字が載ってるけど、いいのかなぁ?
4巻の内容なんだけど、3巻から続いていた、メタルだけのフェス「サタニックエンペラー」編を無事終えて、また1話完結の日常型に意向。
基本的にやってる事は同じだから、レビューとかし辛いんだけど、今巻で一番動いたのは、根岸の心理かな。
根岸は以前から少しメタルに傾いてる風潮はあったけど、4巻ではソレが顕著になった感じ。覚醒したのかな。
珍しく決めゴマとか使って、メタルとは何ぞや!的な事を描いた、メッセージ性の高い回なんかが収録されてる。
……のは良いんだけど、それをどういう意図でやったのかが読めない。
正統路線で描いてるなら、はっきり言って画力の低さとか、周りに散りばめられたシモネタとかの影響も相まって、全然かっこよくはないし。
かといって、ネタでやってるのかなぁって気もするし。
映画化はクラウザーのキャストが松山ケンイチだし、それなりに話題にはなる気もするけど、ちょっと旬は過ぎてるような気もする。
その映画からマンガに入る人は、まぁそこそこ楽しめるのかなぁって気もするけど、1巻の発売からずっと読んでる人間から言わせてもらうと「DMC」はもう限界な気がする。
細かい台詞とかネタは変わってるものの、根岸がクラウザーに豹変して、色々と暴れまわるって構造が、変わらないし、変えることも出来ないし。
一発屋とは言わないけど、設定の斬新さありきのマンガというか、長々と続けるようなマンガでもない気がする。
結局その斬新さに飽きると、クラウザーが「ウンコ」「チンコ」言って、観客が「オォ〜さすがクラウザーさんだ」とか言ってる様を笑えるかどうかになっちゃうんだよなぁ。
個人的には限界。
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