「戦国戦術戦記LOBOS」 2巻 秋山明子

  • 2008/01/24(木) 22:46:13

新キャラが少年マンガっぽくていい感じ。

戦国戦術戦記LOBOS 2 (2) (シリウスコミックス)戦国戦術戦記LOBOS 2 (2) (シリウスコミックス)
(2008/01/23)
秋山 明子

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あらすじ
〜戦局と運命は己の手で切り開く!!
群雄割拠の乱世に、己が腕のみを頼み孤高を貫く』一騎当千の傭兵集団があった。その名を「狼」という。
抜け忍の追討。それが市蔵の次の仕事だった。
戸隠の追っ手すら歯が立たない、遠耳の玄弥。
その孤影を打ち抜こうとするとき、市蔵の胸にもまた、過去の暗い影がよぎる!!〜

1巻のレビューのときに『今後の流れとしては「狼と敵対関係にある組織」とか「市蔵の過去」とか1話完結の中にも繋がっている話を交えていかようにも展開できると思うので充分楽しめそう。少し長いエピソードも読んでみたいかも』なんて書いたんだけど、その通りなってて嬉しかった。

市蔵の過去が徐々に明らかになってきた2巻では、敵も因縁の相手だったり、新キャラが何人かでてきたりで、色々と幅が出てきた。
キャラクターがあんまり増えすぎても、物語がキャラに振り回されるようなことになっちゃいそうだけど、その辺はちゃんとわかってくれてそうかな。

戦術モノと謳ってるだけあって、キャラが増えるときはそいつの得物がいちいち気になるな。
今回のキャラは犬とか弓だったけど、それがただの飾りって言うか個別化のためのアイテムで終って無くて、戦闘の展開にしっかり絡んでくるところもいい感じ。

ふと思ったんだけど、このマンガシリウスでは人気あるんだろうか?
バイト先の入荷数もあんまり多くなかったので、ちょっと心配。

「LOBOS〜戦国戦術戦記〜」 1巻 秋山明子 

  • 2007/11/18(日) 22:17:53

奇しくも2回連続でシリウスコミックス。

戦国戦術戦記LOBOS 1 (1) (シリウスコミックス) 戦国戦術戦記LOBOS 1 (1) (シリウスコミックス)
秋山 明子 (2007/08/23)
講談社

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新人にしてはレベル高いなぁって歓心してしまった。

あらすじ(裏表紙より抜粋)
〜群雄割拠の乱世に、己が腕のみを頼み孤高をつらぬく一騎当千の傭兵集団があった。その名を『狼』という。ある日、『狼』の市蔵は妙な依頼を受ける。柳沢家の次期当主を決める試合に長子の代わりに臨み、負けろというのだ。領国の将来を左右する大一番に市蔵は……。新鋭・秋山明子が描く、戦国戦術戦記が今、火蓋を切る!!〜

新鋭の名も伊達じゃないなと思うくらい、クオリティが高く、画力や設定、ストーリーなどかなりの高水準でまとまってる良作。

市蔵が与えられた難題なミッションをその卓越した能力で切り抜けつつ、その依頼の背後にある人間関係や人々の心情と市蔵が触れ合っていくという、基本は1話完結型のストーリー。
ゴルゴ13+戦国+人情話と言った印象。

ひとつひとつのエピソードがかなり凝っていて、任務としての難しさと、それをいかにして市蔵がクリアするかという状況設定も勿論見所なんだけれども、その裏にある依頼人達との交流がなかなか面白い。
設定自体はまだ明かされて無いんだけど、市蔵は孤児かなんかで幼い頃からひたすらに訓練をほどこされた戦闘マシーンって感じのキャラなんですよ。
それが、本来、依頼では求められてないようなことにもかかわらず「狼」の忠告を無視し、困ってる人を助けちゃったりとかするわけなんですけど、そこに見える「人間ドラマ」と「市蔵のキャラクター」がとても魅力的。

舞台は戦国ということで、全体的な世界観としては殺伐としてて暗いイメージなんだけど、そういう世界で、冷徹に傭兵をこなしてるいるはずの市蔵が見せる優しさが、荒廃した時代に「一筋の希望」的な印象を与えていて、少年漫画としてとても良いバランスにある思う。

今後の流れとしては「狼と敵対関係にある組織」とか「市蔵の過去」とか1話完結の中にも繋がっている話を交えていかようにも展開できると思うので充分楽しめそう。
少し長いエピソードも読んでみたいかも。

色気がまったくないのはシリウス的にはOKなのかな?
作品のノリ的にはまったく合わないだろうし、そもそもこの人の絵は萌えに向いてなさそうだからいいんだけどねw

「アルト」 1巻 こいおみなと

  • 2007/11/17(土) 23:41:16

シリウスコミックだったからあんま期待してなかったんだけど、意外と読めるかもしれない。

アルト 1 (1) (シリウスコミックス) アルト 1 (1) (シリウスコミックス)
こいお みなと (2007/10/23)
講談社

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あらすじ(帯より抜粋)
〜神の領域たる空に触れることを許されるのは汚れなき乙女たちに限られていた。
これは、鳥を知らない世界で空に挑戦した少年と少女達の物語〜
ということで、まぁわかりやすく言うと「ボクっ娘とツンデレお嬢様による鳥人間コンテストinちょっとファンタジー風中世ヨーロッパ」マンガですよ。
我ながら完璧だなこの説明w過不足なくこのマンガを伝えてる気がする。

飛行機モノということで、飛行機を始めとした乗り物が結構緻密な描写と設定で描かれてるので、まずはそこに惹かれる。
そしてこの世界にしか存在しない「セル」という動力源の設定を色々と組み込んだ世界観や貴族同士の権力などの物語の背景など、いろいろと練ってあるようで好印象。

なによりこのマンガのポイントはキャラだろうな、重大なネタバレになるから詳しいことは書けないけど、ネットとかで俄かに話題になってるのもまぁうなづけるかな。
その設定自体をちゃんと活かせてるかについては疑問符が残るような気もするけどw
皆が喰い付くのも分かる。個人的にツボじゃないのが悔しい。

問題はストーリーかな。
まだ導入部だからなんともいえないんだけど、展開が急だったり、その展開とキャラの心情がちぐはぐだったりする印象も受けたりして、ちょっと不安。主人公の性格がイマイチ掴めない。
スケール感は大きなものを感じるんだけど、それを巧く表現できるのかが気になるなぁ。

この作者の人、以前自分のサイトで編集部への不満を漏らして軽く炎上しかけてたけど、それは解決したんだろうか?
気持ちはわからないでもないけど、そのあおりが読者に行くような事だけは避けて欲しい限り。
今もシリウスに連載してるし、すぐにどうこうって事もないのかも知れないけど不安だな。

設定がしっかりしてる上に、キャラも個性があるし、中々期待できそう。
今のシリウスの中では割と読める作品かも。

「夜桜四重奏」 3巻 ヤスダスズヒト

  • 2007/09/21(金) 08:09:25

夜桜四重奏 3 (3) (シリウスコミックス) 夜桜四重奏 3 (3) (シリウスコミックス)
ヤスダ スズヒト (2007/09/21)
講談社

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なんかバイト先に結構な量入荷しててビビった。勢いがあるんだな、このマンガ。半年後あたり確実にアニメ化してそうw

いや〜キャラをバカバカ出して、おそらく一部の人が喜んだ以外はポカ〜ンだった2巻から続いてどう処理してくるのか、見所な3巻。

完全なキャラだけマンガかなぁと思ってたら予想に反して、1話の流れに戻って、超能力バトルな展開が復活。
人と妖怪達の物語という設定を生かして、妖怪VS妖怪の戦闘が3巻のメイン。
展開的には物語の根幹に関わるような設定がいくつか開かされてたりと、しっかり進んでる印象を受けたのでとりあえず一安心。

とはいえ、バトルの印象にはいくつか不満が残るな、殺陣的なものが少ないし、その魅せ方も充分じゃないなと。
静止画の決めシーンなんかは中々の迫力だったりするんだけど、動きの流れみたいのがなぁ。
まぁ作家さんはイラストレーターの出身だし、絵にも得手不得手があるんだろうから、贅沢はいえないが。
もう1つ気になったのは、バトルそのもの展開。
せっかく様々な能力があるのに、力技でバ〜ンなのはなぁ。
それまで、能力を活かした流れがあって最終的に、というのならまだ分かるけど。

まぁ本格能力バトルマンガを求めてる僕が間違ってるんでしょうがねw
じゃあ正しい読み方ということでキャラ萌えな希望をいくつか。

秋名の戦闘での活躍シーンをもう少し増やして欲しい。あの能力は戦闘において地味すぎる。
3巻ではことはが大技を出したが、あそこはもっと細かい描写があればよかった。
全部のキャラに言えることだけど、戦闘で服が破けたり、血を流したりするといい。怪我したりとかね。もうすこしフェチズムを!

こんなトコかなぁ感想は。
作者の方が、ブログ廻ってるって書いてあったから、レビュー書くのもドキドキだわ。

次回のレビューはラノベの「狼と香辛料5巻」を予定してます。