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「天使のフライパン」 全5巻 小川悦司
- 2008/01/15(火) 15:29:59
普通に完結しちゃったよコレ。なんで?
![]() | 天使のフライパン 1 (1) (講談社コミックスデラックス コミックボンボン) (2006/12/06) 小川 悦司 商品詳細を見る |
あらすじ(裏表紙より抜粋)
〜父の失踪居合い、1年以上も引きこもりを続けていた国見聡は、同級生の辻慶太との出会いによって、無事中学校を卒業することができる。
そして、一流シェフになるべく、父もかつて籍を置いた洋食の最高峰「帝都ホテル」に就職するのであった。
世界一心の美しい料理人が歩む、波乱万丈の物語が始まる〜
面白いわコレ。
講談社漫画賞の児童漫画部門を受賞しただけのことはある。
ボンボンって載ってた理由だけで、埋もれるには惜しいね。
天才料理人の息子が、その発想とひたむきさで作る料理が、様々な人間ドラマを生んでいくっていう料理漫画の王道的展開なんだけど、その王道よくできてる。
料理ひいては、人として大事ななにかを教えてくれるって言う点で見ても、少年漫画としてはかなり優れてるんじゃないかな。
前作の「中華一番」とか他の料理漫画にもよくある、美味い料理の表現でのネタっぷりもなかなかだし、料理の画も美味そうだし、画でも結構魅せてくれる。
料理漫画だと展開に無理が出てくることがよくあるけど、現代のホテルを舞台にしてる事もあって、命を賭けた料理勝負なんてぶっ飛びすぎな展開もないし、投げた食材を空中でみじん切りにする、なんてアホみたいな技の応酬もないし、微妙なラブコメ、ライバル展開、ホテル内権力の確執とか、いい感じのバランスで構成されてるのもいいね。
掲載誌の休刊に伴って、伏線を急いでかき集めて、大慌てで風呂敷をたたんだ感のある最終巻は正直いただけないけど、こればっかりはしょうがないかな。
それにしても、賞をあげるくらいなんだから、「月マガ」なり「マガSP」なりに移籍させればよかったと思うんだけど、講談社はなに考えてるんだろうか?
終わらせちゃうには勿体無いくらい、面白いと思うんだけどなぁ。
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