「エルフを狩るモノたちリターンズ」 全1巻 矢上裕

  • 2008/03/05(水) 23:41:11

このテイストも久しぶりだなぁ。

エルフを狩るモノたちリターンズ (電撃コミックス)エルフを狩るモノたちリターンズ (電撃コミックス)
(2008/02)
矢上 裕

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アニメを全部見た後だったていうのも相まって非常に楽しめた。
すでに完結した作品のキャラを使って外伝的に作品を出すのは、キャラモノとしては美味いんだろうけど、作品全体にとってはどうなのかなぁって印象もなくはないんだけど、コレは前作の世界観も壊す事無くすきっとまとまってて好印象だった。

淳平、律子、愛理、セルシアの4人のコントの完成ぶりはさすがに長い間培ってきただけのことはあるなと。
やっぱこの完成されたキャラクター達は凄いね。
それにしても律子の淳平への想いを匂わせる演出とか、ファン心をかなりくすぐられた。
ギャグのテンポがいいのはもちろんのこと、ちょっといい感じの締めしようとしつつギャグテイストは崩さないエピソードは、相変わらずだし。
しっかり「エルフを狩るモノたち」で安心。

この企画が掲載誌でもある「電撃gao」の休刊に伴ってってのは少し悲しいけど、単行本1巻分にすっきりまとまって出来のいい外伝が読めたのは幸せだな。
「ヒッカツ」「GoWest」と最近あまり当たりのない矢上裕だけど、テンポもいいし、構成も巧いし、あとはいいキャラが生み出せるかどうかって感じがしたなぁ。
「エルフを狩るモノたち」もう一回全部集めようかな…。

「本屋の森のあかり」 1〜2巻 磯谷友紀

  • 2008/03/01(土) 13:34:58

本屋の森のあかり 1 (1) (講談社コミックスキス)本屋の森のあかり 1 (1) (講談社コミックスキス)
(2007/06/13)
磯谷 友紀

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あらすじ
〜須王堂書店の岡崎支店から東京の本店へと移動になった高野あかり。
大好きな本に囲まれての仕事に期待を膨らませていたが、本店の仕事は岡崎の支店とは桁違いの忙しさだった。
目の回るような忙しさに翻弄されながらも、本への気持ちを抱き、高野あかりは今日も書店員として奮闘する〜

本屋でバイトしてる自分としては凄く気になるテーマだったので買ったみた。
帯にコメントを寄せていた久世番子さんの「暴れん坊本屋さん」と言えば本屋漫画の金字塔って存在だけど、それとはまたテイストが違うかな。
本屋のあるある的な小ネタももちろん詰まってはいるが、一番は本好き書店員とその周辺の人間関係に重きを置いた少女マンガって感じ。
あくまで、本屋が舞台で、キャラクターが本屋好きっていう要素はあるけど、主眼はそこじゃないかな。
ただ、その人間関係や恋愛模様はそれなりによく描けてはいるかな。

まずキャラクターがよくで出来てるってのがあるかな。
月に本を300冊を読む副店長。バイトながら本店のコミック売り場を仕切る森下。仕事は出来るけど、陰険な加納。
いろんなキャラに共通するのは「本が好き」という事実。

年々右肩下がりになる売り上げ。電子書籍の台頭。出版業界の未来が危ぶまれてる現状で、このマンガで描かれている「本」とい存在は非常に美化されてる気はする。
ただ、本が好きな人間のひとりとして、本が好きな人間同士のドラマというのは、見ていて惹かれるものはある。
要はこの設定に入っていけるかどうかかな、このマンガを面白いと思えるかは。