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「OverDrive」 1〜6巻 安田剛士
- 2007/10/10(水) 08:04:49
雑記の方で色々書いたんですが、「OverDrive」を衝動買い。
と言うことでレビューします。
![]() | Over Drive 1 (1) (少年マガジンコミックス) 安田 剛士 (2005/09/16) 講談社 この商品の詳細を見る |
最近はマガジンの後ろのほうでひっそりと連載中の、回想自転車漫画「OverDrive」
あらすじ
〜根暗で冴えない高校生篠崎ミコトは、自分が夢見ていたような高校生活を送れるはずも無く、友人もろくに出来ないままヤンキーに絡まれる毎日を送っていた。
そんなある密かに想いを寄せて居た「深澤ゆき」から自転車部に誘われる。
ロードバイクとの出会いを果たした、ミコトは今までの自分と別れを告げて、過酷なロードレースの世界へと足を踏み入れる〜
いや〜こんなに評価と言うか特徴の歪んだマンガも珍しいかもね。
減点法の評価をされたら厳しいかもしれないけど、細かいつっこみを抜きにしたときにこのマンガから発せられる熱さは中々のモンじゃないでしょか?
今まで明るい道を歩いてこなかった人間が、ボッコボコにされるのを覚悟で不良に仕掛けるようになれるまで自分を変えることが出来るか?しかもたった1日で。
なんで1月前まで、運動も出来無いことはおろか自転車に乗れなかった人間が、リタイヤ続出の自転車レースで実力者を押しのけ場面場面で活躍した上にちゃっかり完走できちゃうのか?
なんてつっこみが浮かぶのは当然のことだろう。
このマンガにはスポーツマンガとしてあって当然なものがいくつか抜けてたりかけてたりする。努力の過程の描写や、スポーツそのもの解説であったりだ。
確かに冷静に見れば、説得力は薄いだろう。ダメ主人公が活躍するスポ魂モノはいかにその主人公のポテンシャルの高さに説得力や裏打ちを用意するのは当然の事だが、このマンガにそんなものはないから。
いきなり強い元ヘタレ主人公、大活躍なんて展開はざら。
それでもこのマンガは熱い。その安定感には不安が残るが迫力のある画で魅せ、そこに居る人間達のドラマと情熱で魅せ、その熱さは生み出されている。
受動的に楽しむか、能動的に楽しむか。その楽しみ方でこのマンガはその評価をガラリと変えるだろう。つっこみマンガとして楽しむのもいいかもしれない。
個人的にはアリ。深いことを考えず、「うぉ〜、かっけぇ〜」って言ってれば楽しめるマンガかな。
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