「PSYREN−サイレン−」 1巻 岩代俊明

  • 2008/05/03(土) 15:51:48

PSYREN-サイレン 1 (1) (ジャンプコミックス)PSYREN-サイレン 1 (1) (ジャンプコミックス)
(2008/05/02)
岩代 俊明

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作品紹介
〜『助けて』そう言葉を残し、雨宮桜子は姿を消した。
夜科アゲハは彼女を探すため、連続神隠し疾走事件に関わる都市伝説「秘密結社サイレン」へとアクセスする。
そして、アゲハの命を懸けたゲームが始まった!!〜

前作の「みえるひと」が多くの伏線やキャラクターを抱えたまま、打ち切りにあってから1年。
画や展開に派手さは無いが、アクのあるキャラクター達と細かな心理描写、丁寧な構成には定評があった岩代俊明の新作「PSYREN」の1巻がやっと発売。
待ってましたの一言に尽きる。

短ランにリストバンドというダサい感じの主人公も、キャラ萌えには向いてないタッチのヒロインも、全てが懐かしくて、味がある。
相変わらず、背景やコマ割、キャラクターのデフォルメや表情といったところまで丁寧に描かれていて、読んでて好印象を与えてくれるのはさすが。
目だった特長は無いけど、充分巧いと言えるんじゃないかな。

内容自体はサスペンスとバトルものを合わせたような感じ。
異世界に飛ばされ、そこで生死をかけてゲームに挑むという展開。
都市伝説である「秘密結社サイレン」というテーマを用いてるあたり、少しオカルトの類も混ぜた本格サイコサスペンスな展開になろうとしているのかわからないが、少しバトル展開が多いのは気になるところ。
ジャンプで連載する以上ソコは避けて通れないのかもしれないが、バトル成分は少しでも少な目の方がいいな。

この人の描くマンガの魅力は決してバトルじゃないと思うから。
おどろおどろしく、粘っこいホラーな雰囲気だったり、小ネタをはさんで笑いを取りつつキャラクターの心情を掘り下げるような日常のシーンだったりとかが一番の魅力なはずなのでなんとか、そういう要素はチョコチョコ入れて欲しいな。

今のジャンプにはあまりないタイプのマンガだと思うので、そこが吉とでるか凶とでるかはわからないけど、なんとか続いて欲しい。
とりあえずは「みえるひと」の7巻を目指してってところかな。

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