「それでも町は廻っている」 3巻 石黒正数

  • 2007/08/10(金) 13:57:20

マンガが好きで月に何十冊と買って読んでる訳ですが、買うマンガ買わないマンガというのが当然有ります。
買うマンガは好きなマンガということになるんですが、買っているマンガの中にも好きなのと、特別好きなのがあったりします。
要は「お気に入りのマンガ」とか「マイブームマンガ」ってことなんですけど。今日紹介するのは最近のお気に入りの一つ。

「それでも町は廻っている」 3巻 石黒正数

お気に入りといっても、レビューするのがちょいと難しいこのマンガ。
舞台はどこにでもありそうな、人情溢れる下町は丸子商店街。そこに一軒の喫茶店。その名も「メイド喫茶シーサイド」
そこでメイドのアルバイトをする女子高生「嵐山歩鳥」を中心に物語は…進まないw
メイド喫茶をテーマにしておきながら、このマンガに「萌え」はない。(見出す人は居るかもしれないがw)
探偵を夢見る女子高生が主人公なのに、このマンガで事件は(基本的には)起きない。……たまに、宇宙人と遭遇してたりするがw

あるのは、天然メイド「嵐山歩鳥」とその友人、そして商店街の人々との何気ない、でも少し笑える日常。
喫茶店の新メニュー開発に悪戦苦闘したり、バイトが学校の先生にバレて必死に説得したり、なんてエピソードはまだドラマチックかもしれない。
しかし風邪をひいたり、夜更かししたり、学校に遅刻したり、「それが?」という話でも、それ町ワールドにかかれば、あっというまに笑いに変わる。

最近この手の「何気ない日常を面白おかしく描いたマンガ」は数多い。
このマンガもカテゴライズしてしまえば、そんなマンガの一つに過ぎないのかもしれないが、それでも頭角を現し評価され始めているのは、やはり作者のセンスによる所が大きいと思う。

面白い作品を「センスある」の一言で表現するのはズルイ気もするが、
この作品の随所から感じる「真剣なくだらなさ」はセンスとしか言いようがないんだよな。

それでも町は廻っている 3 (3) (ヤングキングコミックス) それでも町は廻っている 3 (3) (ヤングキングコミックス)
石黒 正数 (2007/08/03)
少年画報社

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興味のある方は↓のサイトも是非覗いてみてください。
作中にも出てくるメイド喫茶シーサイドのHP